診療放射線技師の皆様へ

診療放射線技師が医師の指示なしに放射線機器を使用することは、診療放射線技師法違反となり、懲役や罰金などの処分を受ける可能性があります。(1年以下の懲役または50万円以下の罰金)
 
また、診療放射線技師としての倫理に反する行為ともいえます。
 
 
放射線技師が医師の指示なしに放射線機器を使用する例としては、次のようなものがあります。
  • 同僚や家族の病気の確認を目的として、放射線を用いたCT検査やエックス線撮影を行う
  • 誤って撮影したレントゲン画像を、正常に撮影されたように加工して医師に渡す
     
放射線の人体への照射は医行為であるため、診療放射線技師が信頼され、その業務を与えられていることを改めて認識する必要があります。
 
 
最近の違反事例
 

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2024.9   大阪府立病院機構  [ 記事 ]
2024.3   大阪急性期相互医医療センター [ 記事 ]
2023.1   東京ベイ浦安市医療センター [ 記事 ]